


緊急開催
受け継がれてきた日本家屋建築技術と智慧を学
現代人が知らない、大自然の叡智の口伝

もし、日本家屋建築に使う木を伐るのに、本当に適した時期が1年に30日間しかないとしたら。
その時期に伐られた木は、防腐剤に頼らずとも、100年後も美しい姿を保つとしたら。
もし、竹にも「伐ってよい時」が1年に10日間しかなく、その時を外すと虫が入り、腐りやすくなるとしたら。
もし、土にも「採る時」「寝かせる時」「壁になる時」があり、時期を違えると、土壁としてうまく固まらないとしたら。
木を伐る日を、いつにするか。
竹を採る日を、いつにするか。
土をとる日を、いつにするか。
かつての日本人は、自然の巡りを見ていました。
家づくりには、すべてに「時」があったのです。
時を間違えれば、家は長く持たない。
月の満ち欠け、季節の湿り、山の気配、土の匂い、竹の水分、木の水が上下する音。
大自然の摂理に寄り添い、その移ろいを見極め、待ち、手を入れることで、便利な建材が数十年で交換されていく現代の中、自然素材だけで100年先の暮らしを支えることができる。
今回のワークショップは、土を塗るだけの体験ではありません。
その作業の奥には、単なる技術ではなく、自然の巡りを活かしてきた日本家屋の智慧があります。
便利になった現代では、ほとんど触れることがなくなった世界。でも一度知ると、家を見る目も、自然を見る目も、暮らしを見る目も変わります。
"現代人が知らない、大自然の叡智の口伝"
自然と共に家をつくる叡智を、棟梁から直接受け取りませんか。
土にふれ、家をよみがえらせる一日。

古民家再生は、ただ古い建物を直すことではありません。地域の記憶そのもの。そこには、地域の気候風土に合わせて暮らしてきた人々の智慧、素材を活かす工夫、手から手へと受け継がれてきた技術があります。しかし今、そうした日本家屋の技術を担う人は少なくなり、現場を見る機会も限られています。
古民家の壁に、土を塗る。
言葉にすると、とてもシンプルです。
でも実際にやってみると、土の重さ、やわらかさ、水分の具合、壁に押し込む力加減、乾いていく気配まで、画面越しでは分からないことばかりです。
今回のワークショップでは、古民家を再生するだけでなく、地域に残る技術や智慧を、実際に手を動かしながら学び、記録し、継承していくための取り組みです。
弥栄町の大工棟梁・小松原峰雄さんから、土壁塗りの基本と、その奥にある日本家屋の智慧を直接学びます。難しい技術を一日で完璧に身につける講座ではありません。
まずは土にふれ、手を動かし、「昔の家は、こうやって人の手でつくられていたんだ」と感じるための体験です。建築経験がなくても大丈夫です。
今回は、土壁塗りだけに集中する1dayワークショップです。

前回の古民家再生ワークショップでは、
多くの方にご参加いただき、古民家の壁づくりが大きく進みました。
そして今回、次の工程として、
土壁塗りに特化した1dayワークショップを緊急開催します。
今回行うのは、竹を割ったり、竹小舞を組んだりする作業ではありません。
体験するのは、土を知り、土にふれ、実際に壁へ塗っていく作業です。
前回参加された方にとっては、自分たちが関わった壁づくりの続きを体験できる一日。
初めて参加される方にとっては、
土壁塗りの核心にふれられる一日です。
「前回参加していないけど大丈夫?」
という方もご安心ください。
今回だけの参加も大歓迎です。
棟梁やスタッフが作業の流れを見ながら進めますので、初めての方でも、その日の作業に参加できる範囲で体験していただけます。
なぜ、緊急開催なのか。

土壁塗りは、いつでもできる作業ではありません。
土の状態、壁の状態、天候、乾き方、その時々の条件を見ながら、作業のタイミングを決めていきます。今回は、前回の作業から壁づくりが次の段階に進み、土を塗る工程に入れるタイミングが来ました。
だからこその、緊急開催です。
この日だから体験できる作業があります。
この現場だから見られる工程があります。
このタイミングでしか触れられない、
古民家再生の一場面があります。
土壁は、ただの泥ではありません。

土壁に使う土は、その場で適当に塗ればよいものではありません。
どんな土を使うのか。
どれくらい水を含ませるのか。
なぜ稲藁を混ぜるのか。
どの状態になったら壁に塗れるのか。
そこには、昔の人たちが暮らしの中で積み重ねてきた、自然素材との付き合い方があります。
もちろん、昔のものがすべて正しく、現代の建材がすべて悪い、という話ではありません。現代の建材には、早く、均一で、扱いやすい良さがあります。
一方で、日本家屋には、
木や土といった自然素材の性質を読み、
季節や湿度、素材の状態を見ながら、
時間をかけて家をつくってきた智慧があります。
自然を無理にねじ伏せるのではなく、
自然の力がもっとも活きるように手を添える。
そこに、日本建築の本当の面白さがあります。
今回のワークショップは、「昔の暮らしに戻りましょう」というものではありません。今の時代に生きる私たちが、失われつつある技術や感覚にふれ、これからの暮らしを考える入口です。
土づくりの座学付き
今回のワークショップでは、
実際に土を塗るだけでなく、
土壁づくりの基本を学ぶ座学も行います。
なぜ土壁は家に使われてきたのか。
土に稲藁を混ぜる意味は何か。
土壁はどのように乾き、固まり、家を守るのか。
自然素材の家づくりには、どんな智慧があるのか。
いきなり作業に入るのではなく、
棟梁の話を聞いてから土にふれていきます。
専門家向けの難しい講義ではありません。
実際の現場を見ながら、
土や壁の仕組みを、できるだけ分かりやすく学ぶ時間です。
知ってから塗る土は、
ただの泥ではなく、
家を支える素材として見えてきます。
うまくできなくても大丈夫です。
「土壁塗りって、素人がやっても大丈夫なの?」
そう感じる方もいると思います。
もちろん、職人のように美しく早く塗る必要はありません。
大切なのは、うまく塗ることよりも、土壁というものが、どんな素材で、どんな手順で、どんな感覚によってつくられているのかを知ることです。
土の硬さ。
水分の具合。
稲藁の混ざり方。
手で押し込む力加減。
壁になっていく感触。
動画で見ただけでは分からない、
本やネットではつかめない、
“手で覚える”世界があります。
失敗しないことより、
手を動かしてみることを大切にしています。
汚れます。だからこそ面白いです。
土壁塗りは、きれいな室内で行う体験ではありません。服や靴が汚れる可能性があります。
手に土がつきます。
足元もぬかるむ場合があります。
汚れてもよい服装、
長靴または汚れてもよい靴でお越しください。
体力に不安がある方も、
無理に重い作業を続ける必要はありません。
できる範囲で、休みながらご参加ください。
職人仕事を競う場ではなく、
棟梁に教わりながら、
みんなで古民家の再生に関わる体験の場です。
ワークショプ内容
◯土壁裏塗り
赤土に稲藁を混ぜ、竹小舞に土を塗り込んでいきます。土はただ塗るだけではありません。
土の粘り、重さ、乾き方を感じながら、
粘り、重さ、水分、藁の入り方、
手で触れることで、昔の人たちが積み重ねてきた感覚が少しずつ見えてきます。前回、表側をぬったので、今回は裏塗りとなります。
講師・主催

講師 棟梁
小松原 峰雄
島根県浜田市弥栄町出身。
中学校卒業後、浜田市内の建築大工のもとで修業を重ね、工務店勤務、自営を経て、長年にわたり日本家屋づくりに携わってきた大工の棟梁。
代表的な仕事に島根県浜田市ふるさと体験村 古民家 桑田邸や出雲市斐川町「鶴華 波積屋」古民家の移築・再生を統括する。農業や地域づくりにも深く関わり、小坂農業生産組合、やさかブランド米産地協議会など、建築と農業の両面から、地域の暮らしを支えてきた。
2009年には「森の聞き書き甲子園」にて、「日本建築と農業」の名人に任命。今回のワークショップでは、棟梁から直接、日本家屋の伝統を継承した竹小舞(たけこまい)と土壁づくりを学べる。

サブ講師
笹本 亜紀子
東京都福生市出身。
日本大学芸術学部美術学科を卒業後、住宅会社やリフォーム会社にて、設計・現場監督・注文住宅の営業など、住まいづくりの現場に長年携わる。2024年からは石垣島でエコビレッジビルダーとして学び、和歌山県、宮城県、屋久島、ウガンダ、マウイ、北海道など、国内外の各地で土・木・竹など自然素材を用いた建築や暮らしの実践に触れてきた。2026年3月、島根県浜田市弥栄町へ拠点を移し
棟梁・小松原峰雄さんのもとで、日本家屋の伝統技術と地域に根ざした智慧の継承を担っている。本ワークショップでは、棟梁の技術を参加者へ橋渡しするサブ講師としてサポート。

主催
彌榮倶楽部(いやさかくらぶ)
“お好きにどうぞ”から集まりはじめる遊び場"彌榮倶楽部は、あなたの中にある「やりたい」「やってみたい」「なんだか気になる」そんな小さな芽を、そのまま持ち寄れる場所です。農ある暮らし、古民家再生、食、手しごと、自然、学び、表現、宴。誰かに認められるためでも、何者かになるためでもなく、自分の「嬉しい」「楽しい」「面白い」を、まるごと体験していく遊び場です。ここには、「まだできていないから頑張らなきゃ」「もっと足りないから努力しなきゃ」という前提はありません。大切にしているのは、いつでも矢印を自分に向けること。自分は何に喜ぶのか。何をしていると嬉しいのか。どんな時間に、心がふわっと軽くなるのか。その感覚を少しずつ信頼できるようになると、人生から深刻さが抜けていき、気軽さと遊び心が残っていきます。あなたの「やりたい」「やってみたい」を教えてください。喜びと豊かさに“共感”できる部分でご一緒しましょう。
こんな方におすすめです
・古民家再生に興味がある方。
・土壁塗りを一度体験してみたい方。
・自然素材の家づくりにふれてみたい方。
・日本家屋の伝統技術を学んでみたい方。
・DIYではなく、昔ながらの本物の手仕事に興味がある方。
・地域に残る技術や智慧を、次の世代へつなぐことに関心がある方。
建築経験や専門知識は必要ありません。
「ちょっと気になる」
「一度だけやってみたい」
「古民家の現場を見てみたい」
そんな気持ちで大丈夫です。
見るだけではなく、
実際に手を動かして、
土壁塗りの面白さを体験してみてください。
開催概要
2026年9月13日(日)
会場:島根県浜田市弥栄町門田551
<参加費>
6,500円
昼食代込み。
2回目以降の方は3,000円
1日のスケジュール
9:00 受付・車誘導
9:30 ワークショップ開始
9:30〜10:10 自己紹介、土の座学
10:10〜10:30 作業説明
10:30〜12:00 作業
12:00〜13:00 移動・昼食
13:00〜16:00 作業
16:00〜 片付け・あいさつ・解散
その他連絡事項
<対象>
どなたでもご参加いただけます(初心者歓迎)
<持ち物>
飲み物・ゴム手袋・汚れてもいい服と長靴・着替え・タオル・帽子・虫さされ対策
※島根のぶと(ブヨ)は腫れます。肌が露出しない長袖を着用ください。
※大工道具・電機道具などは不要です。
自分のお気に入りの中塗りコテ、コテ板持っている方は持参いただいても構いません。荷物になるので無理はしなくて大丈夫です。
<会場>
島根県浜田市弥栄町門田551
JR浜田駅から35分 萩石見空港から50分 出雲空港から2時間30分 広島から2時間 大阪から6時間
※すべて車で
※水洗トイレあり
<宿泊>
古民家ゲストハウス ソレイム
https://mannam-slm.com/guesthouse/
※会場から車で15分
JR浜田駅周辺のホテル等
※東光ホテルが朝食付きでコスパ◎
<レンタカー>
ガッツレンタカーがコスパ◎
JR浜田駅から徒歩3分
https://guts-rentacar.com/shop/shimane/hamadaekimae/
参加者でLINEオープンチャットを作成しますので、相乗りできると良いかと思います。
お問い合わせ先
彌榮倶楽部 酒井
DM
https://www.instagram.com/iyasaka_club/
メール
hiro_4596@icloud.com
070-9234-6396
お申し込みの流れ
ステップ1:申し込みフォームよりお申し込みください。
ステップ2:お振込み情報等のメールが届きます。迷惑メールフォルダーも必ず確認お願いします。
ステップ3: ご入金確認後、「日本家屋再生と継承」LINEオープンチャットのリンクをご連絡いたします。ご登録よろしくお願いいたします。当日現金支払い可
